バケモノの子

By | 2016年10月15日

最近、前からずっと気になっていた「バケモノの子」を見ました。子供向けなのかなと思っていたけれど、なかなか内容はシリアスだったり考えさせられたりするもので大人でも楽しめる映画でした。
細田守さんの映画は絵の雰囲気や世界観が好きで、どれもいい作品ですが、この作品では明るい部分だけでなく人間の暗い部分にも焦点をあてています。最初から、幼い子供がいきなり母親を亡くしてしまうというのはかなり衝撃的でした。自分にも子供がいるので、余計に感情移入してしまいました。
しかしその後は、バケモノたちが次々と出てきます。バケモノたちのキャラクターはそれぞれ個性的で、また声優陣も豪華なのでそういう面でも楽しめました。特に私は大泉洋さんが好きなので、彼自身の雰囲気も感じられておもしろかったです。
熊徹と九太の、本当の親子のような絆にはとても感動しました。バケモノだろうと人間だろうと、親子の関係というのは彼らのように、どんなときでも信頼して、ときには全力でぶつかって、でも愛を忘れない、そんな関係であってほしいと思いました。なんだか、とても大事なことを教えてもらったようなそんな気持ちになれる素敵な映画でした。